赤ちゃんが産まれて、今までとはガラッと違った毎日にようやく慣れてきた頃に始まる離乳食。
というイメージってありますよね。
できるものなら母乳やミルクだけでもうちょっと過ごしたい。
私もそう思っていました。
それでも始まる離乳食について記事にしていこうと思います。
今回は離乳食の基本。
離乳食のポイント(離乳食の役割と目的)
離乳食の開始時期
この2つに注目していきます。
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参考オイシックスは新鮮で離乳食にすぐに使える冷凍食材満載☆口コミ評判紹介離乳食を始める理由
もうしばらくミルクや母乳でも良いんじゃない?なんて思ってしまいがちですが、赤ちゃんは確実に成長しています。
生まれた頃は3キロ程だった小さな赤ちゃんが6ヶ月も経つと倍以上になっています。
大きい赤ちゃんなら10キロ近かったり!!子どもの成長は本当に早い。
もちろん母乳やミルクの栄養もこの時期の赤ちゃんにはとっても大切!
でも大きくなるにつれ、母乳やミルクの栄養だけでは足りなくなってしまうのもまた事実。
母乳やミルクしか飲んでいない赤ちゃんは「固形物」にとても抵抗があります。
お口に固形物入れることもそうですが、ゴックンと飲み込むことも実はとても難しいのです。
そのために1年近くゆ~~~~~っくりと時間をかけながら液体状のものから形のあるものを食べさせる練習をするのが離乳食というわけです。
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離乳食の目的
離乳食を始める理由は先ほども書きましたが、離乳食を進める目的は大きく分けて下記のようになります。
◎栄養をご飯で摂る
離乳食を始めるまでは母乳やミルクだけで栄養を摂っている赤ちゃんですが、離乳食を始めることで食材から栄養を摂るようになります。
離乳食は長~~いスパンでゆ~~~~っくりと進めていくので、少しずつ食べられる食材を増やし、様子を見ながら最終的に母乳やミルクなしで栄養が摂れるように調整していきます。
◎かむ力を育てる
まだ歯のない5ヶ月の赤ちゃんに「かむ力」と言っても??ですよね。
ただ離乳食を始めて1年後には歯もはえてしっかりとご飯を噛んで食事をしなければいけません。
そのために最初は軟らかいものをゴックンと飲み込むことからスタートし、舌や口の動かし方を覚え、徐々に食材を大きくしたり固くしたりして噛む練習もするのが離乳食の目的です。
◎美味しい!食べたい!という気持ちを育てる
固形物に慣れていない赤ちゃんにとって食とは母乳やミルクのこと。
母乳やミルクじゃないものを「食べてみたい!」と思う気持ちはとっても大事!
さらにそれを「美味しい」や「もっと食べたい」と思って欲しい!
そのために、赤ちゃんの月齢に合った食べやすく飲み込みやすい離乳食を作っていきましょう。
◎味覚を育てる
母乳やミルクしか飲んでいない赤ちゃんは、甘い、しょっぱい、酸っぱい、辛いなどの味覚は知りません。
離乳食はその味覚を育てる第一歩。
例えば「お出汁」などのうまみや、フルーツの香りなどを知ることも離乳食の大事な目的ですね!
◎食習慣を育てる
母乳やミルクの場合、赤ちゃんが泣いた時にあげることが多いと思います。
離乳食を始めることで食事のリズムをつけることも大事!
また家族一緒に食卓を囲むことや、「おいしいね~」と声掛けしてもらいながら食事を摂ることは赤ちゃんにとってはとても嬉しいこと。
離乳食も後期になると3回食になります。
食卓の楽しさやリズムをしっかりつけていくのも離乳食の目的です。
離乳食の開始時期
離乳食の目安は5~6ヶ月からと言われていますよね。
もちろん赤ちゃんによって個人差があるので5ヶ月になったから必ずスタートしなければならないという訳ではないのでご安心を。
ただ、スタートが早すぎたり遅すぎたりするのは要注意。
例えば、消化器官がまだ未熟な5ヶ月未満の赤ちゃんに離乳食をスタートさせると赤ちゃんの体に大きな負担がかかってしまいます。
また、赤ちゃんがお母さんのお腹の中にいるときにたくさんもらっていた鉄分が底をつくのが7ヶ月頃だと言われています。
それまでには離乳食をスタートさせて栄養を摂る練習をするためにも推奨されているのが
なのです。
下記を参考に離乳食をスタートさせてみてはいかがでしょうか。
生後5~6ヶ月
授乳リズムが4時間おきになっている
首がすわっていて、支えがあればお座りができる
大人が食べているものに興味を持っている(口をモグモグと動かしている)
よだれが出ている
赤ちゃんの口に指やスプーンを添えても押し出さない※1
体調が良い・機嫌が良い
※1:赤ちゃんは母乳を吸うときに誰からも吸い方を教えてもらってませんよね。これを哺乳反射と言いますが、5~6ヶ月頃になるとそれが弱まります。
弱まった頃が離乳食開始の合図ですが、その確認のためにお口に指やスプーンを添えて確認してみてください。強く押し出すようならもうしばらく様子を見ても良いかもしれませんね。
まとめ
離乳食という言葉は知っているし、5.6ヶ月になったら離乳食を作らなければいけないということは知っているけど、
「どうして離乳食をあげなければいけないんだろう?」
と聞かれると少し難しかったりしますよね。
・液体から固形物への練習をするための離乳食
・離乳食の開始時期は5.6ヶ月
これだけでもおさえておくと「面倒くさい」という気持ちが少しだけ減るような気がしませんか?
いや、面倒くさいのにかわりはないんですけどね(笑)
赤ちゃんによって成長は個人差がありますが、5.6ヶ月頃を目安にゆっくりと離乳食をスタートさせてみましょう。