ドラッグストアに数多くある日焼け止めクリーム。
紫外線は年々強くなっていて、紫外線対策をしていないと皮膚がんなどのリスクも考えられます。
今日は、紫外線と上手に付き合う上で大事な「日焼け止めクリーム」の上手な選び方、正しいぬり方を中心にご紹介していきます。
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参考オイシックスは新鮮で離乳食にすぐに使える冷凍食材満載☆口コミ評判紹介UV対策は赤ちゃんにも必須!
私が子どもの頃は日焼け止めなんて塗ったことはなく、真っ黒になることが「夏休みを楽しんだ証」のようなもので、毎日山や川で遊んでいた記憶があります。
先日、予防接種のために子ども達を病院に連れて行ったところ、皮膚科の先生に
日焼けしていることを褒められたのかと思ったら、軽~く注意されました(笑)
もちろん子どもにも日焼け止めを塗ろうと書いている雑誌をよく目にしましたし、実際あまり動かない赤ちゃんの時は塗っていました。
でも動くようになり、毎日庭や公園で遊ばせていると徐々にUVケアがおろそかになり・・・
と、「UV対策?何それ?」の日々を送っていましたが、皮膚科の先生に
小さな頃からのケアがとても大事なので今からでもUVケアをしっかりするように♪
と言われ、改めて考えるようにしました。いや、遅いんですけどね・・・
18歳までのUVケアがとっても大事!
最近、気象庁でも「今日の紫外線情報」が発表されていますが、環境省の「紫外線環境保健マニュアル2015」を読むと、UVケアがとても大事だということが分かります。
(参照:環境省 紫外線環境保健マニュアル)
紫外線が与える影響
まずは、紫外線に当たり続けると身体にどんな影響が出てくるのか?
これは親である私達が一番知っておかなければいけません。
紫外線=日焼けのイメージが強いですが、実は、「慢性」的に紫外線を浴び続ける影響の方がより深刻です。
日本人は、白色人種に比べると皮膚がんのリスクは低いといわれていますが、それでも「皮膚がん」や「白内障」、「しわ」や「シミ」などの報告がされています。
6月~8月の正午頃が最も紫外線が強い!
紫外線が一番強い時間、季節についても調査されています。
1日の間だと正午が、季節だと6月~8月が一番多いのは私達大人も何となく分かりますね。
※UVインデックス=紫外線の強さ
札幌と那覇を比較するとこの季節の那覇の紫外線はとても強いことが分かりますね。
ただ、札幌でさえ、6月~8月の正午頃の紫外線量は「非常に強い」になっています。
皆さんがお住まいの地域もこの時期は特に気を付けなければいけません!
WHO(世界保健機関)でも紫外線に関するガイドブックを作製し、「紫外線は18歳までに生涯の大半を浴びる」と書かれており、赤ちゃんからの紫外線対策が重要だと言っています。
赤ちゃんには外気浴が必要?!
紫外線の影響で、しわやシミ、皮膚がんになるリスクが高いと書いたことで「外に出したくない!」と思ってしまうママも多いと思いますがちょっと待って下さい。
実は赤ちゃんには外気浴が必要だと母子手帳に書かれているのをご存知でしょうか?
今母子手帳を見てみると確かに書かれています。
日焼けを警戒しているママ達が赤ちゃんを外に出さないことで現在乳幼児の
ビタミンD欠乏症
が増えているのです。
ビタミンDは「食事」と「日光浴」で作られているのですが、不足することでカルシウムが不足し
・けいれんを起こしやすい
・歩き始める頃に骨が曲がり、「O脚」(ビタミンD欠乏性くる病)になりやすい
食事から摂るビタミンDはきのこ類、脂身の多い魚などに含まれていますが、その他には少量しか含まれていないため必要量を食べ物だけから摂るのは難しいんです。
そこで日光浴が大事だとされていますが、「日光浴」と聞くと、昼間の一番暑い時間帯に赤ちゃんを連れて出なければ・・・と思いがちですが、それだと今度は紫外線の影響が出てきます。
※1998年までは「日光浴」と書かれていたのが「外気浴」に変わっています。
結局紫外線は避けるの?
紫外線に当たることで、皮膚がんや白内障のリスクが出ること、紫外線に当たらないことで、けいれんやO脚になりやすくなることを書きましたが、
と思ってしまいますよね。
紫外線を浴びないためにずっと室内にいることが良いというのではなく、
ポイント
・紫外線が強い時間は外出を避ける(午前10時~午後2時)
・日陰を利用する
・つばの広い帽子をかぶる
・UVカットの衣服を着る
・日焼け止めクリームを塗る
こういったことに気を付けながら、上手に紫外線と付き合って行かなければいけません。
そうは言っても、どの位紫外線を浴びれば良いのか?というのは疑問ですよね。
400単位(10μg)のビタミンDを産生するのに必要な時間を計算してみると、標準的な日本人が、皮膚の25%(概ね、両腕と顔に相当)を日焼け止めをせずに露出して、東京都心で8月1日の昼ごろ、雲が少しある晴れた日に外出するとして3分間。
同様に1月1日の昼ごろに12%(顔と手程度に相当)を露出して外出すると約50分などと計算されます。
特に皮膚が薄い赤ちゃんの場合は、外気浴といっても長時間外に出すのは避け、薄手の長そでを着せたり、ベビーカーの日よけを使いましょう。
赤ちゃんと外出時の紫外線対策
紫外線に当たり続けると、しわやシミの他に皮膚がんや白内障になりやすくなること、赤ちゃんが紫外線に当たらないとビタミンD欠乏症になりやすくなります。
その上で、外出時の紫外線の浴びすぎには注意しなければいけません。
ココがポイント
①日焼け止めクリームを塗る
②紫外線が強い時間は外出を避ける(午前10時~午後2時)
③日陰を利用する
④つばの広い帽子をかぶる
⑤UVカットの衣服を着る
この中で、今日は①の日焼け止めクリームを塗るについて考えていきます。
赤ちゃんに塗る日焼け止めの選び方
日焼け止めには、クリームや液体、スプレー、シートなど様々なものがありますよね。
また、「SPF」とか「PA+」とか見たことはあるけれど、どれを使えば良いのか迷ったことはありませんか?
SPFとPAって何?
というママも多いのでは?私もしっかり説明することができないので(笑)調べてみることにしました。
SPF・・・肌が赤くなる日焼け(紫外線B波)を防ぐ指標。数値が大きい程紫外線B波を防ぐ。最大が「SPF50+」。
PA・・・肌が黒くなる日焼け(紫外線A波)を防ぐ指標。「+」の数が多い程紫外線A波を防ぐ。最大が「PA++++」。
もちろん個人差はありますが、例えばSPF20の場合、何も塗らなかった時よりも20倍長い時間肌が赤くならないと考えられます。
※日焼け止めを塗っていない時には20分で日焼けする人の場合
SPF20の日焼け止めを塗ると、「20(分)×(SPF)20=300分」は赤くならない。
また、肌のしわやシミの原因になる紫外線A波を防ぐPAは「+」が多い程効果があります。
「SPF50+ PA++++」 が一番良いんじゃ・・・
「SPF50+ / PA++++」 の日焼け止めを買えばOKね!
こんなふうに思った方、多いのではないでしょうか?
効果があるものにはメリットもありますが、もちろんデメリットも。
一番のデメリットは薄々気付かれているかもしれませんが・・・
いつも、SPF50+、PA++++をつけることは私達大人にとっても肌荒れなどの症状が出やすいため、赤ちゃんや小さなお子さんには特に注意が必要です。
下記の図をご覧頂いて、状況によって日焼け止めクリームを使い分けましょう。
何となく、「SPF50」「PA++++」が一番良い!と思いながら生活していましたが、これを見ると、お散歩だけだと「SPF10」「PA+」でも十分だということが分かりますね。
赤ちゃんの日焼け止めは塗り直しが必要?
日焼け止めを塗っていても、この暑さですから汗をかいたり、ハンカチやタオルで拭くことで落ちてしまいます。
子どもは特に汗っかきですから、汗を拭くごとに日焼け止めの効果も落ちてしまうと考えましょう。
そのため、こまめな塗り直しが必要。
2~3時間置きに塗り直してあげるのが理想的です♪
反対に考えると、2~3時間置きに塗り直すのであれば、特に強いSPFやPAは必要なくなってきますね!
日焼け止めの塗り方
実際に日焼け止めを塗る上での注意点をご紹介します。
まず、
外出前に塗る!
これは当たり前のようで実は忘れがち。一歩外に出ると紫外線にじゃんじゃん当たります。
室内で塗ってからお出かけしましょう。
丁寧に塗る!
外出前の忙しさで、ちゃっちゃと済ませたい所ですが、ポイントを抑えて塗りましょう。
引用:環境省「紫外線マニュアル2015」
1.2回塗り
2.鼻の頭、肩、背中の上部、首の後ろは念入りに
がポイントです。
赤ちゃんや幼児に最適な日焼け止めは?
では赤ちゃんや小さなお子さんに日焼け止めを選ぶ上で、何を注意していけば良いのでしょうか。
紫外線吸収剤無配合のもの!
日焼け止めには、紫外線防止剤というものが入っていて、「紫外線散乱剤(無機系素材)」と「紫外線吸収材(有機系素材)」の2つに分けられます。
紫外線吸収剤・・・白くなりにくいが、アレルギー反応を起こすことがある
紫外線散乱剤・・・白くなりやすいが、アレルギーを起こしにくい
少し位白くなっても肌が優しいものが良いということで、赤ちゃんや幼児には「紫外線吸収材無配合」「紫外線吸収剤フリー」が勧められています。
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日焼け止めはお湯で簡単に落とせるものを選ぼう
強いSPFやPAの日焼け止めの場合、クレンジングで落とさないとダメな場合がありますが、お子さんにクレンジングを使うと、余分な油分まで洗い流されてしまうので肌がカサカサになってしまうことも。
そのため、赤ちゃんや小さなお子さんに日焼け止めを選ぶ時にはお湯で簡単に落とせるものを選びましょう。
まとめ
今日は、日焼け止めを選ぶポイントをご紹介をしました。
日焼けは健康的!と言われていたのは過去のこと。今はお子さんのUVケアはとても大事なママの仕事です。
ドラッグストアに並んであるものは安全!と思ってパッケージなどを見て選ぶのではなく、少し注意して日焼け止めを選んでみてください。
しっかりUV対策をして、外出しましょう!!
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